猛暑の中エアコンの取替工事を承りました。今年は上海ロックダウンと半導体不足とコロナ禍の影響をまともに受けていてとにかく品薄ですございます。業界あげて「お使いになる前にエアコンの点検をお願いします」と声掛け運動が功を奏したか、たまたまコンセントが焦げているようで心配なので点検してほしいと声がかかりました。
早速お邪魔して拝見させていただいたところ本体も古いので新しいものに交換するに至ったわけですが、外してみたらコンセントが焦げたわけがわかりました。




これを取り付けた業者さんがぶち当たったであろう問題と処置が想像できました。まず配管穴を開けようとしたところにエアコン専用埋込コンセントがあった。邪魔なので埋込コンセントをそこから撤去して配管穴の障害にならない位置まで移設したは良いけどケーブルの長さが届かないので銅線差込コネクタを使って配線を延長したのですが、2mm銅線専用のコンセントに1.6mm銅線を使ってしまったのでコンセントの中で接触不良が発生して発熱した模様です。おそらくエアコン業者さんは本体のコンセントは15A仕様だから1.6mmで問題ないだろうと考えたのでしょう。