「エアコン」カテゴリーアーカイブ

壊れないものなんて無い

エアコンの移設頼まれたので、ついでに室内機の洗浄をご提案してみました。今回は室内機を預かって熱交換器とシロッコファンを洗浄することになります。熱交換器を本体から外したところをアップします。自動お掃除機能あるのにこの状態。おそらく動いてなかった可能性が。自動お掃除機能は便利な機能ですが埃を取り出すときにフィルターが曲がって入ってしまって捩れて止まってるの結構目にします。動作確認を怠るとこのような結果になります。日常点検は必ずしましょう。

富士通ゼネラルASGN25G熱交換器

お掃除ユニット搭載機種は分解が大変です。高機能なので、センサー類、フラップ動かしているモーター、それを接続しているハーネス類。無事組み上がることを祈りつつ洗浄。ここまですると半日以上の作業になります。

エアコン工事に電気工事士野資格が必要な理由

猛暑の中エアコンの取替工事を承りました。今年は上海ロックダウンと半導体不足とコロナ禍の影響をまともに受けていてとにかく品薄ですございます。業界あげて「お使いになる前にエアコンの点検をお願いします」と声掛け運動が功を奏したか、たまたまコンセントが焦げているようで心配なので点検してほしいと声がかかりました。

早速お邪魔して拝見させていただいたところ本体も古いので新しいものに交換するに至ったわけですが、外してみたらコンセントが焦げたわけがわかりました。

エアコン本体は15Aの差し込みプラグですが
黒い電線が刺さっている部分に熱による変色
表からでも変色が確認できます
銅線がコンセントを突き抜けています

これを取り付けた業者さんがぶち当たったであろう問題と処置が想像できました。まず配管穴を開けようとしたところにエアコン専用埋込コンセントがあった。邪魔なので埋込コンセントをそこから撤去して配管穴の障害にならない位置まで移設したは良いけどケーブルの長さが届かないので銅線差込コネクタを使って配線を延長したのですが、2mm銅線専用のコンセントに1.6mm銅線を使ってしまったのでコンセントの中で接触不良が発生して発熱した模様です。おそらくエアコン業者さんは本体のコンセントは15A仕様だから1.6mmで問題ないだろうと考えたのでしょう。